自動車におけるフロントガラスとサイドガラスの違い

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自動車には幾つかのガラスがついていますが、その中でも特徴的なのはフロントガラスとサイドガラスではないでしょうか。この二つが自動車において中核的なガラスになりますから、特徴も何も目立つのは間違いないですよね。

この二つのガラス、フロントガラスとサイドガラスですが、同じようなガラスが前と横についているだけと思われがちです。しかし、実はこの二つには役割の違いやその他、様々な違いがあるのはご存知でしょうか。今回は自動車におけるフロントガラスとサイドガラスの違いについて解説させていただきます。

フロントグラスの役割については、ドライバーを色々な危険から守る点、そして視界が良好になるという点について明確に役が割り当てられて作られています。まずドライバーを危険から守る点についてですが、フロントガラスはかなり頑丈に作られていることから、前から何かが飛んできたとしてもフロントガラスが受け止めてくれるようになっています。さすがにピストルの弾までなると防ぐことはできないと思われますが、前から石が飛んでくるようなことくらいであればフロントガラスで十分対処できるでしょう。そしてそれと同時に、フロントガラスはドライバーの視界の良さを保持する必要がありますので歪みがないガラスで作られるように工夫がなされているのも特徴です。

次にサイドガラスですが、こちらも頑丈なガラスで作られているのは間違いありません。しかし、フロントガラスに比べるとそれほど強度が必要ではないこと、また脱出時に破壊する必要があることからかなり高い強度で作られているわけではないのが特徴です。また視界についてもフロントガラスまでのレベルではありません。

以上がフロントガラスとサイドガラスの違いについてでした。その他にもフロントガラスとサイドガラスの違いはありますが、大まかにはこの二つになりますので、その違いを踏まえた上で自動車を使用しましょう。

自動車におけるフロントガラスとサイドガラスの違い